
「今月、電気代高っ!」
請求額を見て、びっくりしたことはありませんか?
すると、
エアコンを我慢しよう。
電気をこまめに消そう。
コンセントを抜こう。
と考えてしまいます。
でも、その前に一つ確認したいことがあります。
「先月、何kWh使った?」
電気代の金額は覚えていても、電気使用量まで見ている人は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、
電気代が高いと感じたとき、最初にどこを確認すればいいのか
を調べてみました。
「電気代」と「電気使用量」は別に考える
例えば、
先月8,000円だった電気代が、
今月10,000円になった。
これだけ見ると、
「2,000円も使いすぎた!」
と思いますよね。
でも、電気料金は単純に使用量だけで決まるわけではありません。
燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金、国による料金支援などの影響も受けます。
つまり、
電気代が上がった=自分が電気を使いすぎた
とは限りません。
そこで一緒に見たいのが、
使用量(kWh)
です。
まず過去1年の使用量を見てみる
電気は季節によって使用量がかなり変わります。
夏ならエアコン。
冬なら暖房。
春や秋なら冷暖房をほとんど使わない家庭もあります。
ですから、
「先月より高い!」
だけで判断するより、
前年の同じ月と比較する
方が分かりやすいです。
例えば、
去年8月 350kWh
今年8月 480kWh
なら、
「今年はかなり使用量が増えているな」
と分かります。
逆に、
去年8月 350kWh
今年8月 350kWh
なのに料金だけ大きく違うなら、
使用量以外の要因も確認したくなります。
四国電力なら「よんでんコンシェルジュ」で確認できる
四国電力を利用している場合、Webサービスの「よんでんコンシェルジュ」で、
電気料金
電気使用量
を確認できます。
過去の料金・使用量と比較でき、グラフでも確認できます。
スマートメーターが設置されている家庭なら、毎日の使用量も見ることができます。
これ、節約するならかなり便利ですよね。
「今月いくらになりそう?」まで分かる
さらに便利なのが、
当月の電気料金予測
です。
月末になって請求額を見て、
「うわー!」
となる前に、
「今のペースなら今月このくらいになりそう」
という目安を確認できます。
例えば月の途中で、
「このままだと予算をかなり超えそう」
と分かれば、その時点で使い方を見直せます。
請求が来てから反省するより、請求が来る前に気づく。
この方が節約には使いやすそうです。
「○円を超えたら教えて」もできる
さらに、よんでんコンシェルジュには、
電気を使いすぎた場合に知らせてくれる機能
があります。
例えば、
「電気料金が○○円以上になったら通知」
と設定しておけば、メールで知らせてもらえます。
家計簿を毎日つけるのは面倒でも、
使いすぎたときだけ教えてもらう
なら続けやすそうですよね。
私はこういう「頑張らなくても節約できる仕組み」はかなり好きです(笑)
似ている家庭とも比較できる
これも面白い機能です。
住まいに関する情報を登録すると、
自分と似た家庭の電気使用量と比較
できます。
自分では、
「うちの電気代って普通でしょ」
と思っていても、
似た家庭よりかなり使用量が多ければ、
「何に使っているんだろう?」
と見直すきっかけになります。
逆に平均的なら、
無理してエアコンを我慢する必要はないかもしれません。
節約は、
とにかく使わないこと
ではなく、
無駄に使っている部分を見つけること
だと思います。
300kWh・400kWh・500kWhでは料金差も変わる
前回の記事では、四国電力の「従量電灯A」と「おトクeプラン」を比較しました。
2026年8月現在、燃料費調整前の電力量料金は、
300kWhまでは両プランとも同じ。
300kWhを超えた部分については、
従量電灯A
40.78円/kWh
おトクeプラン
38.58円/kWh
です。
差は、
1kWhあたり2.20円。
そのため、300kWhを超えて使う家庭ほど料金差が出ます。
使用量別に計算してみる
分かりやすく、300kWhを超えた部分だけで比較してみます。
月300kWhの場合
300kWhを超えていないので、
差額0円。
月400kWhの場合
300kWh超の部分は100kWh。
100 × 2.20円 =
月220円の差。
同じ使用量が1年間続けば、
年間2,640円。
月500kWhの場合
300kWh超の部分は200kWh。
200 × 2.20円 =
月440円の差。
年間なら、
5,280円。
月600kWhの場合
300kWh超の部分は300kWh。
300 × 2.20円 =
月660円の差。
年間なら、
7,920円。
※実際の請求額には燃料費調整額や再エネ賦課金なども影響します。
こうして見ると、
電気を多く使う家庭ほど「どの料金プランを選ぶか」の影響も大きくなる
ことが分かります。
ただし「おトクeプランの方が絶対安い」ではない
ここは前回の記事でも紹介しましたが、大事なので再確認。
四国電力は、おトクeプランについて、
燃料価格が高騰した場合には、燃料費調整額に上限がある従量電灯Aなどの規制料金プランの方が安くなる場合があると案内しています。
つまり、
電力量料金だけならおトクeプランが安くても、最終的な請求額まで必ず安いとは限りません。
ここが電気料金の難しいところですね。
料金プランもシミュレーションできる
では、
「結局、私はどのプランがいいの?」
となりますよね。
四国電力では、過去の使用実績などをもとに、
最適な料金プランを試算する機能
が用意されています。
自分で電卓を叩いて全部計算しなくても、
現在の使用状況からプランを比較できます。
料金プランを変更する前に、一度シミュレーションしてみるのがよさそうです。
ただし、料金プラン変更は勢いでやらない
ここで重要な注意点を見つけました。
四国電力では、2026年4月の料金プラン見直し対象となった一部プランについて、
一度変更・廃止すると再加入できないプランがあります。
つまり、
「新しいプランの方が良さそう!」
と勢いで変更してから、
「やっぱり前のプランに戻ろう」
と思っても戻れない場合があります。
料金プランを変更するときは、
現在のプランへ再加入できるのか
まで確認してから手続きした方が安心です。
意外な110円も確認
もう一つ、小さいけれど積み重なる費用があります。
四国電力の一部料金プランでは、
よんでんコンシェルジュに未登録だったり、振込用紙で支払っていたりすると、
書面発行手数料110円
がかかる場合があります。
110円だから小さいと思いますよね。
でも毎月なら、
110円 × 12カ月 =
年間1,320円。
5年間なら、
6,600円。
こういう「毎月なんとなく払っている小さなお金」こそ、節約サイトとしては見逃したくありません(笑)
電気代を下げるなら「我慢」より先に確認
節約しようと思った瞬間、
エアコンを消す。
照明を暗くする。
暑くても我慢する。
となりがちです。
でも私は、その前に、
① 過去1年間の使用量を見る
↓
② 前年同月と比較する
↓
③ 料金プランを確認する
↓
④ 料金シミュレーションをする
↓
⑤ 本当に使用量が多ければ節電する
この順番の方がいいと思います。
使いすぎていないのに、
暑い部屋でエアコンまで我慢する必要はありません。
「節約=我慢」から「節約=見える化」へ
今回調べていて、これが一番大事だと思いました。
電気代を節約するために、
毎日必死にコンセントを抜くより、
まず、
何にどれくらい使っているのかを見る。
そして、
自分に合った料金プランになっているか確認する。
その方が効果が大きい場合があります。
固定費の見直しは、
努力を増やすのではなく、
無駄な支払いを減らす。
ここから始めたいですね。
まとめ|今日やることは「電気使用量を見る」だけ
電気代が高いと思ったら、
いきなり電力会社を変更したり、
エアコンを我慢したりする必要はありません。
まず、
直近1年間の電気使用量を確認する。
そして、
前年同月と比べてみる。
四国電力を利用しているなら、よんでんコンシェルジュで料金・使用量を確認でき、料金予測や似た家庭との比較、料金プランのシミュレーションもできます。
もし、
「電気代は高いと思っていたけれど、使用量なんて見たことなかった」
という人は、
今日一度だけ見てみてください。
そこから、
「使いすぎなのか」
「料金プランの問題なのか」
「そもそもそれほど高くないのか」
が見えてきます。
節約の第一歩は、
電気を消すことではなく、電気代の中身を見ること。
それだけでも、次に何をすればいいのか分かりやすくなると思います。



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