
スマホ料金を見直していて思いました。
固定費って、まだあるよね?
次に気になったのが、
電気代。
「電力会社を変えると安くなる」
という話はよく聞きます。
でも、
「本当に安くなる?」
「電力会社を変えて停電が増えたりしない?」
「解約金は?」
「燃料費調整額って何?」
ここまで考えると、急に難しくなります。
そこで今回は、四国電力の一般家庭向け料金を使って、
電気料金を見直すと実際どのくらい違うのか
調べてみました。
まず自分の電気料金プランを知っていますか?
スマホでは、
「毎月何GB使っている?」
が最初の確認ポイントでした。
電気の場合は、
「今、何という料金プランを契約している?」
ここからです。
四国電力には一般家庭向けとして、
「従量電灯A」
「おトクeプラン」
などがあります。
名前を聞いても、
「……うち、どれ?😂」
という人もいるのではないでしょうか。
まず検針票や「よんでんコンシェルジュ」などで、現在の契約プランと毎月の使用量を確認してみましょう。
「従量電灯A」の料金は?
四国電力の従量電灯Aは、使用量に応じて料金単価が上がる3段階制です。
2026年8月現在、燃料費調整前の料金は、
最初の11kWhまで 666.89円
11~120kWh
1kWhあたり30.65円
120~300kWh
1kWhあたり37.27円
300kWh超
1kWhあたり40.78円
です。
つまり、電気をたくさん使うほど、300kWhを超えた部分の単価が高くなります。
「おトクeプラン」はどう違う?
名前からして気になります(笑)
おトクeプランも、
最初の11kWhまで 666.89円
11~120kWh
1kWhあたり30.65円
120~300kWh
1kWhあたり37.27円
ここまでは従量電灯Aと同じです。
違うのが、
300kWhを超えた部分。
従量電灯A
40.78円/kWh
↓
おトクeプラン
38.58円/kWh
その差は、
1kWhあたり2.20円。
つまり、おトクeプランは電気使用量が多い家庭ほど差が出やすい料金設計なんですね。
300kWh使ったら?
ここが面白いところです。
300kWhまでは両プランの料金単価が同じなので、
300kWhちょうどなら、電力量料金の差はありません。
「おトクeプラン」という名前だけを見て、
変更した瞬間に毎月ものすごく安くなる!
というわけではないんですね。
400kWh使ったらいくら違う?
では、月400kWh使う家庭なら?
300kWhを超えるのは100kWhです。
従量電灯Aとおトクeプランの差は1kWhあたり2.20円なので、
100kWh × 2.20円 =
月220円の差。
同じ使用量が12カ月続くと仮定すれば、
年間2,640円。
「あれ?思ったほどじゃない」
と思った人もいるかもしれません。
私もです(笑)
でも、ここからが料金プランの面白いところ。
500kWhなら?
500kWh使った場合、300kWhを超える部分は200kWh。
200kWh × 2.20円 =
月440円の差。
年間なら、
5,280円。
エアコンをよく使う夏や、暖房を使う冬など、電気使用量が増える家庭ほど差が出やすくなります。
「じゃあ、おトクeプランに変えればいい」はちょっと待って
ここが今回、一番重要でした。
四国電力の公式サイトには、おトクeプランについて注意書きがあります。
燃料価格が高騰した場合、
燃料費調整額に上限がある従量電灯Aなどの規制料金プランの方が安くなる場合がある
という内容です。
つまり、
「1kWhの料金が安いから絶対おトクeプラン!」
とは言い切れないんですね。
燃料費調整額って何?
電気料金には、燃料価格の変動を反映する
「燃料費調整額」
があります。
火力発電などに使われる燃料の価格が変動すると、一定のルールで電気料金にも反映されます。
そして重要なのが、
料金プランによって燃料費調整の仕組みや上限の有無が違う場合がある
ということ。
月額料金だけ比較して、
「こっちの方が安い!」
と決めると、燃料価格が大きく変動したときに想定と違う結果になる可能性があります。
2026年8月は国の電気料金支援もある
さらに現在は特殊な事情があります。
2026年8月分の家庭向け低圧電気料金には、国の支援によって、
1kWhあたり3.5円
の値引きがあります。
四国電力が示している従量電灯Aのモデルケースでは、
割引前 12,411円
↓
割引後 11,130円
となり、
月1,281円の負担軽減
です。
さらに2026年9月分は4.5円/kWh、10月分は3.5円/kWhの支援が予定されています。
つまり今の電気料金を見るときは、
「最近安くなった=料金プランを変えた効果」
とは限りません。
国の支援が入っている可能性もあるんですね。
電力会社そのものを変更する方法もある
2016年の電力自由化以降、家庭でも電力会社を選べるようになりました。
四国電力以外の小売電気事業者と契約することもできます。
そこで、
「もっと安い会社に変えればいいじゃん」
と思いますよね。
でも、ここでも料金だけを見るのは注意です。
電力会社を変えたら停電しやすくなる?
これ、私はかなり気になりました。
「安い電力会社にしたら電気の品質まで落ちるの?」
と思ってしまいます。
資源エネルギー庁によると、電力会社を変更しても既存の送配電網を利用するため、
電気そのものの品質や信頼性は変わりません。
つまり、
「安い電力会社に変えたから自分の家だけ停電しやすくなる」
という仕組みではありません。
これは安心材料ですね。
賃貸でも電力会社を変えられる?
これも気になるところ。
自分名義で電力会社と契約している賃貸住宅なら、基本的に電力会社を変更できます。
マンションでも変更可能ですが、建物全体で一括して電気を購入している場合などは変更できないケースがあります。
賃貸だから絶対変更できない、というわけではありません。
電力会社を変えるときに確認したいこと
ここからが節約で重要です。
「月額が安い!」
だけで変更するのではなく、
契約期間
解約金
燃料費調整の仕組み
セット契約の条件
キャンペーン終了後の料金
まで確認した方が安心です。
例えば、
「電気代が安くなる代わりに、ガスやインターネットもセット契約」
という場合。
必要なサービスならいいですが、
使わないサービスまで契約したら節約になりません。
「市場連動型プラン」にも注意
電気料金プランの中には、市場価格の動きが料金に反映されるタイプもあります。
市場価格が安い時期にはメリットが出る可能性がありますが、価格が高騰すると電気料金が大きく上昇する可能性もあります。
「今月安かった」
だけで判断せず、
料金がどう決まるプランなのか
を見ることが大切です。
電力会社を変えるのは意外と大工事ではない
「電力会社を変更する」
と聞くと、
電線工事?
工事業者が家に来る?
なんだか大変そう……
と思いますよね。
でも資源エネルギー庁によると、基本的には切り替え先の電力会社へ申し込みます。
スマートメーターへの交換が必要な場合でも、標準的な切り替え期間はおよそ2週間。
交換工事が不要なら、およそ4日程度が目安とされています。
現在の電力会社への解約についても、切り替え先の会社が手続きを行える場合があります。
思っていたより普通の「契約変更」に近いですね。
私なら、いきなり電力会社を変えない
今回調べてみて、私ならまず、
① 過去1年間の電気使用量を見る
↓
② 現在の料金プランを確認する
↓
③ 同じ電力会社の別プランを比較する
↓
④ それでも高ければ他社を比較する
この順番にします。
電気料金は夏と冬でかなり使用量が変わる家庭もあります。
1カ月だけ見て判断するより、
できれば1年間の使用量を見る。
これがかなり大事だと思いました。
月500円でも年間6,000円
「電力会社を変えて月500円しか安くならないなら、面倒だからいいや」
と思う人もいるかもしれません。
でも、
500円 × 12カ月 =
6,000円。
5年間なら、
30,000円。
しかも固定費なので、一度見直せば毎月効果が続きます。
逆に、月100円程度しか変わらず、解約条件などが複雑になるなら、
無理に変更しない
という判断も立派な節約だと思います。
スマホ料金と電気料金には共通点があった
スマホ料金を調べたときにも感じましたが、
固定費の見直しって、
「安い会社を探すこと」ではない
んですね。
大切なのは、
自分がどれだけ使っているかを知ること。
スマホならデータ使用量。
電気なら電気使用量。
使っていないものに高い料金を払い続けていないか確認する。
これが固定費節約の基本なのかもしれません。
まとめ|まず検針票を見るところから
電気代を節約したいからといって、いきなり電力会社を変更する必要はありません。
まず確認したいのは、
現在の料金プラン
と
過去1年間の電気使用量。
四国電力の場合、従量電灯Aとおトクeプランでは、300kWhを超えた部分の料金単価に差があります。
一方、おトクeプランには燃料費調整額の上限に関する注意点もあります。
そして他社へ変更する場合は、
・料金単価
・燃料費調整
・契約期間
・解約金
・セット契約
・キャンペーン終了後
まで確認する。
「電力会社を変えれば必ず安くなる」
ではなく、
自分の使い方なら、本当に年間いくら安くなるのか。
ここまで計算してから決めるのが一番ですね。
節約したいと思ったら、
まず今日、
電気の検針票やWeb明細を1回見る。
そこから始めてみるのがよさそうです。


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