
前回は
「au→UQ mobile」
「ドコモ→ahamo」
に変更すると、スマホ料金が実際にどのくらい安くなるのか調べました。
そうなると、やっぱり気になるのが、
ソフトバンクからワイモバイルに変えた場合。
同じソフトバンク系列だし、ワイモバイルの方が安いとは聞くけれど、
「実際いくら違う?」
「安い代わりに何か不便になる?」
「2年縛りは?」
「SoftBank 光を使っている場合は?」
ここまで分からないと、なかなか変更できません。
そこで今回は、2026年8月現在の料金をもとに比較してみました。
- まず現在のソフトバンクはいくら?
- 割引を使えばソフトバンクも安くなる
- ワイモバイルはいくら?
- ソフトバンクからワイモバイルMならいくら安くなる?
- 5年間なら約22万円
- でも割引を使っているソフトバンクなら?
- しかもワイモバイルにも割引がある
- ワイモバイルSならもっと安くできる可能性も
- じゃあ全員ワイモバイルにすればいい?
- デメリット① 無制限ではなくなる
- デメリット② ソフトバンクのサービスや特典が変わる
- デメリット③ 割引のために光回線を契約するなら別料金
- 2年縛りはある?
- 2年後にソフトバンクへ戻らないといけない?
- ただし「スマホ本体の2年」は別
- ソフトバンクからワイモバイルへの変更に手数料は?
- 乗り換え手数料は何カ月で元が取れる?
- まず確認するのは「毎月何GB使っているか」
- もう一つ確認したいのが「現在の請求額」
- こんな人ならワイモバイルを検討する価値がありそう
- 大手3社を調べて分かったこと
- まとめ
まず現在のソフトバンクはいくら?
ソフトバンクでは2026年6月2日から、新料金プラン「テイガク無制限」が提供されています。
データ容量は無制限。
基本料金は、
月額8,008円
です。
年間にすると、
96,096円。
端末代や通話料などを除いても、年間約9万6,000円です。
毎月自動的に引き落とされていると気になりにくいですが、年間にすると大きいですね。
割引を使えばソフトバンクも安くなる
もちろん、8,008円だけを見て、
「ソフトバンクは高い!」
と決めるのは公平ではありません。
テイガク無制限には、
・新みんな家族割
・おうち割 光セット
・PayPayカード割
などがあります。
例えば家族3人、SoftBank 光・Airなどの対象条件を満たし、PayPayカードで支払った場合は、
月額5,368円。
PayPayカード ゴールドなら、
月額5,148円
まで下がります。
※PayPayカード ゴールドには年会費がかかります。
つまり、ソフトバンクは割引をどれだけ使えるかで実際の負担額がかなり変わります。
ワイモバイルはいくら?
ワイモバイルの現在の料金プランは「シンプル3 S/M/L」です。
2026年6月2日の料金改定後は、
S:5GB 3,278円
M:30GB 4,378円
L:35GB 5,478円
です。
Lプランには、1回10分以内の国内通話無料も含まれています。
ここで注目したいのがMプラン。
毎月30GB以内で足りる人なら、
月額4,378円
です。
ソフトバンクからワイモバイルMならいくら安くなる?
まず、割引を使わない基本料金同士で比べます。
ソフトバンク
テイガク無制限 8,008円
↓
ワイモバイル
シンプル3 M 4,378円
差額は、
月3,630円。
年間では、
43,560円の差
になります。
4万円を超えました。
スマホを変えるのではなく、料金プランのブランドを見直すだけでこれだけ違う可能性があります。
5年間なら約22万円
仮に同じ料金差が5年間続いたとすると、
43,560円 × 5年 =
217,800円。
こうして長期間で見ると、固定費の見直しが大きい理由が分かります。
でも割引を使っているソフトバンクなら?
今度はソフトバンク側で、
・家族3人
・おうち割 光セット
・PayPayカード
などの条件を満たし、月額5,368円になっているケースと比較してみます。
ソフトバンク
5,368円
↓
ワイモバイルM
4,378円
差額は、
月990円。
年間では、
11,880円。
割引なしで比較したときより、かなり差が縮まりました。
ここが重要です。
「ワイモバイルにすれば年間4万円以上安くなる!」
と全員に当てはまるように書くのは正確ではありません。
現在ソフトバンクでどの割引を受けているのかによって、節約額は大きく変わります。
しかもワイモバイルにも割引がある
さらに話はここで終わりません。
ワイモバイルにも、
「おうち割 光セット(A)」
があります。
対象の固定通信サービスなどを利用すると、シンプル3では月1,650円の割引対象になります。
さらにPayPayカードによる割引もあります。
つまり、
ソフトバンクだけ割引後、ワイモバイルは割引前
で比較すると、本当の家計比較とは言いにくいんですね。
自宅のネット回線や支払い方法まで含めて、自分の場合はいくらになるのかを見る必要があります。
ワイモバイルSならもっと安くできる可能性も
「家ではWi-Fiだから、外ではほとんどギガを使わない」
という人なら、5GBのシンプル3 Sも候補になります。
基本料金は、
月額3,278円。
ソフトバンクのテイガク無制限8,008円と比べると、
月4,730円の差。
年間では、
56,760円の差
です。
ただし、5GBを超える人が料金だけを見てSを選ぶのはおすすめできません。
大切なのは、
安いプランを選ぶことではなく、自分の使用量に合ったプランを選ぶこと。
これはau→UQ、ドコモ→ahamoを調べたときと同じでした。
じゃあ全員ワイモバイルにすればいい?
ここからが重要です。
料金だけならワイモバイルは魅力的ですが、ソフトバンクから変更すると違いもあります。
デメリット① 無制限ではなくなる
一番分かりやすい違いです。
ソフトバンクのテイガク無制限はデータ容量無制限。
一方、ワイモバイルは、
S 5GB
M 30GB
L 35GB
です。
毎月大量のデータ通信をする人なら、料金が高くてもソフトバンクの無制限に価値があります。
逆に、
「無制限を契約しているけど、毎月10GBくらいしか使っていなかった」
という人なら、見直す余地がありそうです。
デメリット② ソフトバンクのサービスや特典が変わる
ソフトバンクの料金プランには、対象プランによって衛星通信サービス、海外データ通信、5G関連サービスなどが含まれるものがあります。
ワイモバイルへ変更すると、ソフトバンクとまったく同じサービス内容になるわけではありません。
単純に、
「同じ会社だから料金だけ安くなる」
と考えない方がよさそうです。
自分が現在使っているサービスがワイモバイルでも利用できるか、変更前に確認した方が安心です。
デメリット③ 割引のために光回線を契約するなら別料金
「おうち割 光セット(A)で安くなる!」
と聞くと魅力的ですが、当然ながら対象となる固定通信サービスの料金は別です。
もともとSoftBank 光やSoftBank Airなどを利用している人ならいいのですが、
スマホを安くするためだけに新しくネット回線を契約する
のであれば、本当に家計全体が安くなるのか計算した方がいいですね。
スマホが1,650円安くなっても、別の契約が増えて家計全体が高くなったら節約になりません。
2年縛りはある?
ここも気になります。
ワイモバイルの現在の「シンプル3 S/M/L」は、
契約期間なし
です。
昔の携帯料金にあった、
「2年間使わないと高額な違約金」
というタイプの2年縛りを前提とした料金プランではありません。
ですから、
ワイモバイルへ変更したら2年間やめられない
という心配は基本的にありません。
2年後にソフトバンクへ戻らないといけない?
これも必要ありません。
ワイモバイルが自分に合っていれば、そのまま使い続けることができます。
ワイモバイルからソフトバンクへ乗り換える人向けの特典もありますが、
一定期間後にソフトバンクへ戻る義務があるわけではありません。
au→UQの記事でも似た疑問がありましたが、ここは勘違いしやすいところですね。
ただし「スマホ本体の2年」は別
ここも他社と同じです。
スマホ本体を一定期間後に返却することで端末代の負担を抑える購入プログラムがあります。
そこで「2年」という期間が出てくることがありますが、
これは、
通信契約の2年縛りとは別の話。
料金プランと端末購入プログラムは分けて考えた方が分かりやすいです。
ソフトバンクからワイモバイルへの変更に手数料は?
ここも古い記事には注意が必要です。
以前はオンライン手続きが無料だった時期もありますが、現在はブランド間の乗り換えにも事務手数料が設定されています。
2026年8月現在は、
店頭 4,950円
オンライン 3,850円
です。
「同じソフトバンク系列だから完全無料」
と思い込まない方がよさそうです。
ただし、契約解除料についてはソフトバンクとワイモバイル間の乗り換えでは無料と案内されています。
乗り換え手数料は何カ月で元が取れる?
ここまで調べたら、これも計算してみたくなりました。
例えば、
ソフトバンク8,008円
↓
ワイモバイルM 4,378円
なら、
月3,630円安くなる
計算です。
オンラインの事務手数料3,850円がかかったとしても、
単純計算なら約1カ月強の料金差で手数料分に相当します。
もちろん実際には割引条件などで変わりますが、
「手数料があるから乗り換えたら損」
とは限らないことが分かります。
こういうところは、月額だけではなく年間で考えた方が判断しやすいですね。
まず確認するのは「毎月何GB使っているか」
今回も結局ここにたどり着きました(笑)
いきなりワイモバイルへ変更する必要はありません。
まずMy SoftBankなどで、
直近数カ月のデータ使用量
を確認。
例えば、
毎月8GB
↓
無制限
なら、本当に無制限が必要なのか考えてみる。
毎月50GB以上
↓
無制限
なら、ソフトバンクを使い続けるメリットが大きいかもしれない。
これだけでも、自分に合った料金が見えてきます。
もう一つ確認したいのが「現在の請求額」
スマホ料金は、
基本料金だけではありません。
・端末代
・通話オプション
・コンテンツ料金
・保証
・その他サービス
などが含まれている場合があります。
「ワイモバイルにしたらスマホ代全部が半額!」
と思って変更しても、端末の分割代金などが残っていれば、その支払いは別です。
まず現在の請求明細を見て、
何にいくら払っているのか
を確認することが大切です。
こんな人ならワイモバイルを検討する価値がありそう
今回調べてみて、ワイモバイルが合いそうなのは、
・毎月35GB以内で足りる
・無制限プランを活用していない
・SoftBank 光など対象サービスをすでに使っている
・PayPayカードを利用している
・毎月のスマホ固定費を下げたい
という人。
逆に、
・毎月35GBを大きく超える
・データ無制限が必要
・ソフトバンク独自のサービスを活用している
という人は、料金差だけで決めない方がよさそうです。
大手3社を調べて分かったこと
ここまで、
au→UQ mobile
ドコモ→ahamo
ソフトバンク→ワイモバイル
と調べてきました。
3つの記事を書いて共通していたのが、
「安いブランドへ変更すれば全員得」というほど単純ではない
ということ。
見るべきなのは、
・毎月のデータ使用量
・現在受けている割引
・自宅のネット回線
・必要なサービス
・通話量
・変更時の手数料
です。
でも逆に言えば、
無制限をほとんど使っていない人には、大きな節約余地がある
ということでもあります。
まとめ
ソフトバンクのテイガク無制限からワイモバイルのシンプル3 Mへ変更すると、割引なしの基本料金同士なら、
月3,630円
年間43,560円
の差になります。
5GBで足りる人がシンプル3 Sを選ぶなら、基本料金の差はさらに大きくなります。
ただし、
・データ無制限ではなくなる
・サービス内容が変わる
・割引には条件がある
・変更時に事務手数料がかかる
という点は確認が必要です。
そしてワイモバイルのシンプル3には契約期間がなく、
「2年経ったらソフトバンクへ戻らないといけない」という条件もありません。
最初にやることは今回も同じ。
自分が毎月何GB使っているのか確認する。
スーパーで数十円安い商品を探すのも節約ですが、
毎月自動的に払っているスマホ料金を一度見直す。
年間数万円変わる可能性があるなら、こちらを先に確認する価値はありそうです。



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